夜のヒコーキ雲
2012年 10月 06日
9月30日は中秋の名月でしたね。
満月を見に、夜の散歩をしました。
すると夜空に飛行機雲がスーッと伸びていくのが見えました
この街には空港があるから昼間はいくつも飛行機雲に出会うけれど、夜見るのは初めて。
写真ではわからないけど、色がピンク!
まだ7時半過ぎだったから、お日様の色が映ったのかな。
幼稚園でよく描いた「引っ搔き絵」を思い出しました。
画用紙一面をカラフルなクレヨンで塗り、その上を黒いクレヨンで塗りつぶす。
「花火を描きましょう」という先生の号令で、楊枝を放射状に引っ搔く。
そうするとあら不思議!
真っ黒な画用紙から、下に塗った色が浮かび上がる。ほんとに夜空に花火が現れたよう。
手から肘にかけて真っ黒になるけれど、私はこれが好きでした。
暗闇に明るい色が透けて見える。
いいですねぇ。
そういえば、ジャカルタに行ったばかりの頃、飛行機を見ると「あれは成田便だろうか」と涙がこぼれたものです。
もう9年も経つのに、あの頃の自分と今の自分が重なります。
キレイだねー。
ノンと話しながらピンクの飛行機雲に向かって歩いていると、すれ違う車にクラクションを鳴らされた。
なんとパパの車でした。
散歩中に帰宅する夫の車と会うなんて、東京ではなかったこと。
満月は拝めなかったけど、家に引き返してきました。
そして今日は夫がサンフランシスコに一泊出張。
アメリカの家で、ノンと初めて二人きり!?
by suara-erhu
| 2012-10-06 13:39
| おさんぽの風景