3歳のノンと、日々是好日。


by suara-erhu

やっと出会えた白馬の王子

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一番近くにある公園。このお城で王様ごっこするのがノンのブーム。

アメリカに来て、子連れで公園に行けばすぐに友達が出来ると思ってました。
しかし甘かった!

日本だと、数少ない公園に子供が集中するので、行けば必ず子供がワンサカ。
お子さんおいくつですか?お近くですか?よくいらっしゃるんですか?
こんな一言で距離がキュッと縮まり、一緒に砂遊び。
バイバイしても、その後商店街でバッタリ再会できちゃう。
「こないだはどうも~」
これでママ友の輪は広がっていき、ノンが生まれてから2歳まで楽しい地元のママ友ライフを送らせてもらってました。

商店街、スーパー、ドラッグストア、図書館、小児科。
行けば必ず誰かに会える。
だからきっとアメリカでも友達すぐ出来るさ、と思っていたー。

このお城の公園に午前、夕方と一日二回通っても、中々日本人に会えない日々が続いてました。
居るのは犬ばかり。
それとブランコでエンドレスな恋バナしている高校生。

子供はいずこに!?

日本では子供が近寄って来ただけで泣いていたノン。
こちらに来て、「ともだちと遊びたい」と呟いたことがあります。
ノンにもそういう時が訪れたのね!

そりゃタイヘン~、と二人で友達探しに近くの公園2箇所に行きました。
外国人のちっちゃい子はたまに見かけたのですが、中々うまくコミュニケーションが取れず。

インド人のヨチヨチ歩きの子に「はろー。いっしょに遊ぼう」と声を掛けたのに、どこかへ行ってしまい
「あらー行っちゃったねぇ。あの子どうしたのかしらー」とノンが寂しそうに見送っていた。

母から「おともだちにハローって言ってみてごらん」と言われ、家で何度も練習していた「ハロー」。
必死の思いで話しかけたノンの声。耳朶に残ってマス。
あんなに人見知りで子供と遊べなかったのに、よほど友達が欲しかったのでしょう。

なので私は焦ってました。
そして私自身も友達が欲しかった!

「公園で網を張っていても埒があかないんじゃないの?」と母に言われても、それでも連絡先を書いた紙を握り締め、公園に通い続けました。

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今日も誰とも会えなかったなぁ。
肩を落としてトボトボ二人で帰る孤独な1ヶ月が過ぎました。
この辺りは日本人がとても多いエリアと聞いていたのに、一体どこにいるんだろう?


ちょうど母が帰る前後は、心細さ、慣れない運転の疲れ、夫の頭痛騒ぎ、ノンのイヤイヤでストレス満タン。
ちょっとしたことでノンや母に八つ当たりして、日本に私も帰りたいと泣いてばかり。

時々見かける日本人ママを「この人と友達になれるかな?」という狩人の姿勢で居ることにも疲弊してました。
日本に帰れば気心の知れた友達が居てくれる。どうして知らない外国で又ゼロから人間関係作っていかないといけないの!?しかも日本人なんていないし!

ノンも可哀想だし、なんだか申し訳なくて。。

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もうこうなったら、ノンと二人で遊ぼう!
考えてみたら二人でちゃんと遊んでなかったのかも。

二人で王様ごっこをするようになりました。
ノンが高い塔に登り、所信表明(?)する設定。
注:「エリザベート」のハンガリーの場面のイメージ。
私が塔の反対側に回って、市民の役。「王様~」と手を振ると、ノンも手を振る。

そんなことをしていたら、、、

つい数日前、現れたのです。
お城に白馬の王子が!

すごーくいい感じの、1歳の男の子ママ。
しかも私と渡米時期が2週間違い。
家が近いので、お城の公園で連日会えるように。

お子さんおいくつですか?お近くですか?
そうそう。懐かしい。この会話!これがしたかった!

そこに「こちらに住まれて長いんですか?」が加わって。
来たばっかり、が分かると、「運転怖いですよねぇ」「キュウリもナスも太いですよねぇ」etc共感ポイントが次々見つかる。

白馬の王子に出会ってから、日本人で同じ時期に渡米した、1,2歳児ママに少しずつ出会えるようになった。
涼しくなったからかな?まるで冬眠後のように、子供がゾロゾロお城にやって来た。

ノンのお城ごっこも、王様の他に王女様や他にも沢山登場人物が増えて、楽しくなると思うヨ。良かったね!

砂遊びセットを「どうぞ」と白馬の王子に貸してあげたり、シーソーしたり滑り台したり。すっごく楽しそう。
私も嬉しい。
子育ての悩み、夫の愚痴、日々のことをお喋りできるのってこんなに楽しかったっけ!

「ちっとも知り合いが出来ないのー」という悲鳴に、激励メール、優しいエールを送ってくれた日本の皆さんのお陰です。
どうもありがとう!
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by suara-erhu | 2012-10-14 16:24 | 思うこと