3歳のノンと、日々是好日。


by suara-erhu

「さつまみかん」

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夫が極寒のシカゴに出張中。
雪が積もってマイナス15度なのだとか!風邪引かないで帰って来て欲しいものです・・。

ノンと二人でFarmer's marketに行きました。
買って来たフルーツをカゴに盛るのと、食べるものをここから選んでキッチンに持って来るのはノンのお仕事。

日本人のおばあちゃまのテントで、葉つき大根を買いました。1ドル也。
友達からこのおばあちゃまの噂をよく聞いてたので、やっとテントを見つけられて感激。

いくつか残っていたみかんを、「残り物には福があると言うのよ」と言いながらプレゼントしてくれた。
「さつまみかん」と縦書きで書かれた札のひらがなが、懐かしかった。。

小柄で可愛らしいおばあちゃまとお話していたら、昔電車でよく見かけた行商のおばあちゃま達を思い出しました。
小さな背中に、ありえない大きな荷物を背負ってた。
電車の中で「よっこらしょ」と下ろした荷物から、野菜が覗いてました。
都内の電車でも見慣れた光景でしたが、いつの頃からか全く見かけなくなりました。
高齢化?野菜が売れなくなった?
分からないー。

あの頃は電車の中が、のどかでした。
妊婦さんが日の当たる席で編み物してる姿は、いまとなっては幻のよう。

ドア付近で座り込んでる高校生もいなかったし、鏡を取り出してお化粧してる女の人もいなかったし、本格的に食事してる人もいなかった。
肩が当たったくらいで殴る人もいなかったし、「脚を投げ出して座らないで下さい。一人でも多くの方が座れるように、間をあけずに座って下さい。荷物は前に抱えてご乗車下さい」と延々続くアナウンスも無かった。

皆常識と節度を守って、狭い車内でガタンゴトンと揺られていたはずなのに。
新聞を細長ーく畳んで、隣の人に迷惑にならないように読んでいたあの頃は、手のひらサイズのスマホでニュースをチェックする今とは、電車の過ごし方が違う。配慮の仕方が違う。

行商のおばあちゃま達がいなくなったと同時に、大事なものが電車の中から消えてしまったような気がします。
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by suara-erhu | 2013-02-24 08:11 | 買い物