いいにおい
2013年 12月 17日
荷造りやら手続きやらで、バタバタしております。。
気ぜわしい!
そして時期的に道や駐車場がどこも混んでます。
今日も大きなモールに用事を済ませに行きましたが、平面駐車場はモチロン停められず、パーキングビルのてっぺんまで満車!
こちらのモールの駐車場は広大なので、そこが満車って・・。
皆クリのスマスお買い物に繰り出してるんですねー。
幼稚園までの道のりも、とても混むようになりました。
特にお迎えの時間帯!フリーウエィに乗りたい人たちがグイグイ寄って来て、みんなイライラして怖い雰囲気。
朝お弁当を作って、送迎で合計2時間近く運転するのがちょっとしんどい今日この頃でした。
でも、赤信号待ってる時ノンが
「なんかイイにおい」と言うのです。
近くにBBQ屋があるわけでもないので「なんのニオイ?」と聞くと
「ママのにおい。
ママのお弁当箱、とってもいいにおい」。
「!!!!!」
最近気持ちに余裕なかったので、元気玉もらってテンション上がりました↑↑↑。
そんなノンは、今日で幼稚園最後です。
2歳半から8ヶ月通った現地のプリでは、かなり辛い思いをさせました。
言葉が分からなくても子供は大丈夫。これはある意味真実ですが、どのくらいで慣れるか、言葉が分からなくても楽しめるのかは個人差によるところ。
特に「ごっこ遊び」など言葉を使って遊び始める3歳になってからは、時々見に行ってもノンがポツンと立ちん棒で一言も声を発さない日々が続いていました。
暑くなって、毎週金曜は水遊びだったので、家から水着を着せて行かせるようになりました。
ある日見に行くと、園庭で他の子たちは普通の服で遊びまわっているのに、ノンだけ水着で立ち尽くしていたのです。
後から聞くと、その日は水遊び中止で、上に着せていたガウンが汚れたので脱がせた、とのことでしたが、
服に着替えさせてくれればよいのにというのは日本人の感覚なのでしょうか?派手な柄の水着はこちらではサンドレスの感覚なのでしょうか?
とにかくあの水着姿で立っていたノンを見て、もう充分がんばった、もうたくさんだ!と私は号泣。
金髪の子供達がキャッキャと遊ぶ中を、一人ポツンと水着で立っているのは、親が見る光景としては屈辱的なものでした。ショックだった。。
それまで日系幼稚園を試す勇気も出ませんでした。なぜなら一度言葉の通じる日系に行ったら、もう現地には戻りたがらないと思ったからです。
せっかく英語圏に住んでいるのに現地プリに行かないのはもったいない、という親の勝手な考えもありました。英語を話せるようになって帰らないのはカッコ悪い。そういうエゴもあったかもしれません。
そのために、ノンの大事な幼児期を辛いものにしてしまった。とんでもないことをしてしまった。。
水着事件で現地プリへの思いをスッパリ切って、日英バイリンガルの幼稚園のサマースクールに入りました。
その初日。
「楽しかったーーーー!!!」と園から飛び出て来たノンの笑顔を、今でも忘れることが出来ません。
園庭で遊ぶ様子を写真にとって送ってくれたのですが、幼稚園で楽しそうに笑っている顔を見るのも初めてでした。
人気の園なので9月新学期からはウエイティングでしたが、先生方に現地プリでの様子を告げるとご配慮下さって新学期から通うことが出来ました。
この園に通い始めて、ノンはすっかり変わりました。
性格がオープンになりました。
親以外の知らない大人からの指示やお話を聞くのに慣れたせいで、人見知りが全くなくなった。
友達のお母さんに話しかけるということは、以前は見られなかったことです。
話が通じる、というのが自信につながったのでしょう。
現地プリでは一言も発さなかった英語も、使ってみるようになりました(意味不明なことが多いけど)。
Oops!This is mine.Take my hand.などなど。
歌を歌い、踊り、遊んでお喋りしてお弁当食べて、毎日満面の笑みで帰って来ます。
幼稚園変えて、ホントに良かった~。
幼稚園は楽しいのが1番!
迷っていた頃、英語より幸せな体験をたくさんさせてあげてね、という言葉をある方から掛けて頂きました。
幸せな体験、かぁ。
ちょうど慣れて、先生も優しくて大好きだったけれど。。
今朝「今日が最後ですね」と先生も涙ぐんでいて、私もまた泣いてしまいました。
いい先生ばかりだった。。
そして日本に帰ったら年少さん。
また楽しいこといっぱいあるといいね!
by suara-erhu
| 2013-12-17 00:45
| ノン語録